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2022.01.29 (sat)
レポート
鹿児島市の強み・特色

近年日本の人口減少や都心部への人口流出によって、地方経済の衰退が問題視されています。そのため「地方創生」という言葉に代表されるように、地方を活性化させることで、地方からの人口流出を抑制させる取り組みが進められています。
鹿児島市でも、現在地方産業を活性化させる取り組みを行っており、その中でも市の運営するマークメイザンでは、活性化のための様々なセミナーを開いています。
セミナーでは地方産業の強み・特色を活かして行われた事業の説明もあります。今回は鹿児島市を活性化させ得る、鹿児島市の強み・特色を紹介していきたいと思います。
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桜島の恩恵
- 農産物
- 桜島大根
- 桜島大根は200年以上の歴史を持つ桜島地域の特産物です。一番の特徴はその重さで、なんと31.1kgもあり、ギネスブックに認定されているそうです。また桜島大根には「トリゴネリン」という成分が多く含まれており、血管機能の改善効果が期待されているそうです。
- 桜島小ミカン
- 桜島小ミカンはその名の通り、果実が極めて小さなミカンですが、味・品質が良く、薬味としても利用されています。このミカンには「シネフリン」というダイエット効果がある成分や「βークリプトキサンチン」という発がん抑制効果のある成分などが多量に含まれています。
- ビワ
- ビワは桜島の銘柄農作物です。現在でも日照条件や水はけのよいところで栽培されており、桜島のビワは品質が良いと評判です。
- 桜島大根
- 温泉
- 活火山である桜島には温泉がたくさんあります。特に桜島の温泉は保温・保湿効果があるため、湯冷めしにくく、良く温まることができます。また黒砂糖や黒豚、黒牛などを使った郷土料理を食べられることも人気の一つです。
- 農産物
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緑が多く、自然豊か
- 豊かな森林
- 鹿児島市の森林率は54.7%と高く、自然を身近に感じることができます。そのため自然との触れ合いの場が多く、リフレッシュに最適な環境です。
- 都市部にも緑。路面電車の緑化事業
- 近年ではビルの屋上や壁を緑で覆う、緑化事業が進められています。その中でも鹿児島市では全国に先駆けて、路面電車の軌道敷緑化を行っています。緑は落ち着いて気持ちが良いですし、ヒートアイランド現象の抑制、騒音の低減に効果があるそうです。
- 豊かな森林
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明治維新の町
- 鹿児島市には明治維新に活躍し、新しい時代を切り開いた偉人や、世界遺産に登録された史跡・観光スポットが多くあります。その中でも、有名な偉人・史跡をご紹介していきます。
- 偉人
- 西郷隆盛:もともとは薩摩藩の下級武士であり、幕末のころに活躍しました。薩長同盟や戊辰戦争、江戸城の無血開城など、新政府樹立のために尽力しました
- 大久保利通:西郷隆盛と同様、薩摩藩の下級武士で、彼とともに明治維新のために尽力した人物です。新政府の使節団の副団長として、アメリカやヨーロッパを訪問し、帰国後は政府の中心人物として近代化に貢献しました。また両名ともに鹿児島市内に銅像が建てられています。
- 史跡
- 「旧集成館」:かつて金属加工機械や機関類を整備・製造する場所でしたが、現在は近代化を紹介する博物館となっています。実際に稼働していた機械の展示や江戸時代に造られた薩摩切子、薩摩藩の歴史資料などを見ることができます。
- 「寺山炭窯跡」:当時、製鉄業のための良質な石炭が産出されなかったため、恵まれた鹿児島の森林資源を活かし、木炭づくりに取り組んだそうです。そして集成館のある地区に近く、シイやカシに恵まれた寺山地域の三か所に造られました。現在は一基のみ残っています。
- 「関吉の疎水溝」:もともとは島津家別邸の生活用水のために用いられていたそうです。現在は市街地の造成や自然災害により実方橋手前で途絶えていますが、自然を最大限に利用しながら、近代化に向かっていたことがわかります。
- 偉人
- 鹿児島市には明治維新に活躍し、新しい時代を切り開いた偉人や、世界遺産に登録された史跡・観光スポットが多くあります。その中でも、有名な偉人・史跡をご紹介していきます。
以上、鹿児島市の強み・特色であるものの紹介でした。
マークメイザンでは、鹿児島の特色・強みを活かした事業のセミナー以外にも、地域産業に関する幅広いセミナーや起業支援を行っております。
またマークメイザンは鹿児島市の中心にあるので、鹿児島市に来られた際にはワーケーションとしてもご利用できます。
もし興味がおありでしたら、ぜひ足を運んでみてください!