超豪華ゲスト集結!「マークメイザン年度末大イベント」鹿児島の未来へ新たな挑戦を
2025年3月15日、「超豪華ゲスト!!マークメイザン年度末大イベント」と題してクリエイター・エンジニア・起業家が一同に会するイベントが開催されました!当日は雨が降り、強い風が吹くあいにくの天気でしたが、約80人の方が参加し、会場は大満員。
どのようなお話が聞けるのか、どのような人と出会うことができるのか、期待が膨らみます。

マークメイザンの運営を所管している鹿児島市産業創出課の安永課長による鹿児島市の取り組み紹介からイベントは開始。
MEIZAN CREATIVE DAYS(メイザンクリエイティブデイズ)などのクリエイティブ関連事業、スタートアップ都市推進協議会に加盟し参加したイベントやソーホーかごしまでの創業支援などの起業・スタートアップ関連事業、来年度予定されている新規事業などマークメイザン以外での取り組みを紹介。また、マークメイザンで取り組んでいる施設DXやアプリのリリースに触れ、クリエイター・エンジニア・起業家のコミュニティ形成を目的としてイベントの開催、相談支援などについてご紹介いただきました。
鹿児島市下鶴市長が示す「挑戦の地、鹿児島」
いよいよ最初のセッションです。鹿児島市の下鶴市長にご登壇いただき、人口減少を迎えるこれからの時代において、若い世代に選ばれる鹿児島、帰ってきたくなる・帰ってくることができる鹿児島をつくりたいという熱い思いをお伺いすることができました。また、鹿児島における付加価値向上の重要性にも触れ、マークメイザンがクリエイティブ産業の振興に取り組む新たな出会いの場として、そしてそこから新たなものが生まれる場として、活用されることへの期待を示されました。
鹿児島というフィールドを実証の場として大いに活用してほしいという市長からの心強いお言葉もあり、鹿児島の未来は明るいなと感じることのできるお話でした。
これから鹿児島で挑戦をしていく方々の背中を力強く押すお話になったのではないでしょうか。

サプライズ登壇 シークレットゲストが語る!世界のトレンドとテクノロジーの未来
次のセッションはシークレットゲストによる、「世界のトレンドとテクノロジーの可能性」というテーマでお話をいただきました。参加の皆様も誰が登壇されるのだろうとわくわくしていたことと思います。豪華で特別でスペシャルなゲストによる、ここでしか聞くことのできない貴重で衝撃的なお話でした。
今後も鹿児島にいながらも日本や世界のトレンドを知ることのできる刺激的なイベントを企画していきたいと思っております!
「優れた見た目」による付加価値向上 喜多氏が解説する地域創生のためのブランドデザイン
続いて「地域創生のためのブランドデザイン デザインの力で一緒に作り上げるブランド力/経営力」をテーマにデジタルハリウッド大学グラフィックデザイン教員、株式会社電通クリエイティブディレクター、アートディレクターの喜多昭夫氏に登壇いただきました。
テクノロジー進化もあり商品やサービスが多様化した今の時代、機能面による差別化が難しくなり価格の優位性による地獄の戦いが繰り広げられています。その戦いから抜け出し、提供価値を上げ差別化していくために、企業や商品、サービスの印象を形づくる「優れた見た目」によって機能的価値だけでなく、情緒的価値を上げていくことが重要であると述べられました。


「優れた見た目」の作り方を実践的な取り組みに繋げやすい5つのステップとして、それぞれのステップをとてもわかりやすく解説いただきました。多様な事例や現場での取り組み、これまでの経験を踏まえたお話は説得力がありすぐにでも取り入れたくなる内容でした。企業や商品の「人格」を理解し、流行ではなくその人格を活かすコンセプトを踏まえたデザインによって今の人に愛される魅力、「好き」を生み出すこと、そのデザインを伝えグロースさせることの重要性が深く理解できました。
また、印象的だったのがクリエイティブをする上で「対話」が最重要だと思っているとのこと。AIが多くの業務を効率化し代替していく可能性が示唆されている中で、「優れた見た目」作りにおいて人と人との「対話」が必要不可欠であるということは、クリエイティブの根幹であり、鹿児島という地域ならではの魅力を活かし、デザインの力で付加価値を高めていくことへの可能性を強く感じました。
クリエイターにとってはデザインを捉え直し、表面的なデザインスキルだけでなく、企業や商品の本質を理解し、対話を通じて深掘りしていくことの重要性を、経営者や起業家にとってはクリエイターを共にブランド価値を高めていくパートナーとして、より積極的に対話していくことの重要性を改めて理解する機会になったのではないでしょうか。
第一線経営者、福留氏と語る鹿児島の課題と可能性

最後のセッションは「鹿児島の課題と可能性」というテーマで株式会社チェンジホールディングス代表取締役兼執行役員社長 福留大士氏とマークメイザン運営事務局の株式会社チェンジ鹿児島社長中垣雄氏のトークセッション。当日の強風の影響で東京からの飛行機が鹿児島での着陸を断念し、東京に引き返すというアクシデントに見舞われ、急遽オンライン形式での開催となりました。会場では福留氏とお会いできずに残念だという声も。ぜひまたお呼びさせていただければと思っております!
鹿児島の様々なデータなどを元に鹿児島の課題と可能性を様々な角度から深掘りしていきました。やはり一次産業が強い鹿児島。一方で悲しいデータとしては県民一人当たりの所得が260万円で全国42位(2021年度)。所得が低い一方で県民幸福度が全国6位(2024年度)と高いことも特徴として挙げられ、鹿児島の経済構造と県民感情のギャップを興味深く思います。たしかに、近所の方からお野菜や差し入れをいただくなど周囲に恵まれて幸せに過ごしているなという実感があります。福留氏も鹿児島に帰ると幸せをお裾分けしてもらえる、ほっこりして優しい気持ちになれると語り、この空気感を維持しながらさらに豊かになっていくにはどうしたら良いかがまさに課題であると述べられました。
また、中垣氏がマークメイザンで経営相談を受けて思うこととして、社会課題解決型のビジネスモデルが多いこと、補助金に頼ったビジネスモデルが多いことを課題として挙げられました。福留氏は課題があることとニーズがあることは異なり、ビジネスで社会課題を解決していくためにはそこに利益が生まれるニーズが必要であること、補助金は事業をさらに発展させ加速させるための成長資金として非常に有効であるため、せっかくの制度を投資のために利活用していくことが必要であると述べられました。
質疑応答の時間では進路に悩む学生に対し、学生のうちから身につけておくと良いことは行動力と多くの人と出会うこととアドバイス。釣りをしたいなと思ったらすぐに釣りをしてみるなど、なんでも考えたことをすぐに行動に移すことをひたすらやっていく。また、人との出会いは一番の財産であり、知らない人と会話することを楽しめることが将来に役立つと声をかけられました。そのほかにも、起業や経営、鹿児島でのIT活用などの質問があがり、参加者にとって第一線で活躍する経営者に直接相談できる機会は、大きな刺激と学びになったはずです。
最後に鹿児島のビジネスパーソンに向けて、鹿児島の眠っている魅力に気づいてほしい、鹿児島は失敗しても住む家はあるし周りの人が助けてくれるから大丈夫!どんどん挑戦して、失敗から学ぶことは多くある、失敗しても立ち上がって、次の挑戦を続けてほしいと、鹿児島で挑戦する人々の背中を力強く押すあたたかいメッセージが述べられました。

鹿児島の未来へ新たな挑戦を 年度末大イベント大盛況のうちに閉会
マークメイザン運営事務局の代表企業である株式会社リリーの野崎氏より「マークメイザンではマークメイザン発のクリエイター・エンジニア・起業家コミュニティをつくるというミッションのためにイベントの企画・運営や相談対応などの支援を行っています。また、鹿児島市の施設であるということから行政の支援が受けられるマークメイザンを活用して挑戦を続けて欲しい。」という閉会の挨拶を持って、超豪華ゲスト!!マークメイザン年度末大イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
鹿児島市下鶴市長をはじめ、クリエイター・エンジニア・起業家というそれぞれの分野の第一線で活躍されている豪華ゲストの方々から鹿児島のこれからに対する貴重なお話、登壇者だけでなく参加者同士の出会いは非常に貴重な学びと刺激になったのではないでしょうか。
本イベントをきっかけにさらに多くの方の新たな挑戦が生まれることを期待しています!また、マークメイザンとしてもそのような方々の支援をさらに積極的に行っていきたいと思っております。鹿児島におけるクリエイティブ産業創出の拠点として、2025年度もマークメイザンをどうぞよろしくお願いいたします!

