mark MEIZANビジネスマッチング大会が開催されました。
ビジネスにおいて、出会いはまさに起爆剤。たった一つの出会いで事業が大きく広がる可能性を秘めています。「こんな人がいたらいいのにな」「こんなことができる企業はどこにあるんだろう?」胸に抱いている理想を誰かに共有できたなら、出会いのチャンスを掴めるかも…
mark MEIZANには多くの起業家・エンジニア・クリエイターが集まっています!ここでなら、あなたのビジネスプランにぴったりな出会いがあるかもしれません。
mark MEIZANだからこそできる!皆さんの出会いの場として2024年11月6日、mark MEIZANにて「mark MEIZANビジネスマッチング大会」を開催しました!
今回のイベントは、「ビジネスマッチング」の名の通り、パートナーを募集している企業・個人に登壇していただき、現在の事業の説明とどのようなパートナー、技術者を探しているのかをプレゼンをしていただきます。今回登壇していただく5社の登壇者を含め、30名を超える参加者の皆様にお集まりいただきました。新たな出会いが生まれる予感に期待が高まります!
「相棒をケアする」UI・UX・クリエイティブの力でサービスの魅力を高める!
はじめに登壇いただいたのはBuddycare株式会社の原田氏。
原田氏が投げた「この中に犬や猫が好きな方はいらっしゃいますか?」の問いに、オーディエンスから多くの手が伸びます。「ペットは家族のようなもの。社名そのまま、相棒をケアする会社です!」とアイコニックなワードと共にご紹介いただき、オーディエンスの皆さんの頭にも、家で帰りを待つ相棒の姿が浮かんだかもしれません。全ての愛犬が、1日でも長く健康に暮らせる社会を実現することを目標に、ペットの予防医療・未病医療を目指し、フードの開発から健康管理アプリなど、ヘルスケアの改善に取り組んでいるBuddycare株式会社。今回はUI・UXデザイナーとクリエイティブデザイナーをお探しとのこと。
現在UI・UXは手探り状態であり、クリエイティブ部門については、現在内製と業務委託で行っているそうです。原田氏は「クリエイティブによってサービスのより良さを伝えることができる。」と語り、ただ装飾のためのデザインではなく、ユーザーの使いやすさやニーズ、アナリティクスをもとに改善を提案してくれるような、マーケティングの分野にも視野を広げることのできる人材を探しているようです。「一番注力したいのはどの分野か?」という問いに、現状メインになっているフード事業のUI・UXについて力を入れたいと語りました。クリエイターもオーディエンスとして参加していた今回。ビジネスマッチングが成功し、より使いやすいアプリや製品へと進化していくことが期待されます。
生パスタのテーマパーク!?一緒に盛り上げてくれる仲間を募集
続いて登壇していただいたのは、快笑の代表であり、生パスタ麺職人の強矢氏。自動販売機で生パスタを販売し、その異色さから人気に。メディアでも取り上げられ注目を集めているそうです。とにかく鹿児島に快い笑いを作りたい!という強矢氏。「生パスタのテーマパークに興味がある方はお力添えをいただきたい」と思わず顔をあげてしまうようなワードからスタートされました。まずは、強矢氏の手がけたパスタがメディアで紹介されている映像を複数見せていただき、その注目度が理解できます。2023年には「生パスタは自販機で」を出版し、全国学校図書館協議会で高校生向けの選定図書に選ばれたとのこと。mark MEIZANの蔵書にもありますので、気になる方は手にとってみてはいかがでしょう。
鹿児島市ふるさと納税の返礼品としても人気を博す強矢氏のパスタ。「他のパスタと何が違うのか?」という問いに、「パスタが美味しくなくなる理由はズバリ茹で方。茹で方で失敗しにくいパスタです。」とお答えいただきました。事業を盛り上げることができるマッチングを求める強矢氏は、今後の展望として鹿児島市で栽培した小麦のパスタ開発に取り組みたいと、農業の勉強と情報収集に取り組んでいることを語ってくださいました。鹿児島県の地域の魅力を生かしたパスタソースのコラボ、小麦やソースの素材となる野菜農家とのコラボ、安全で効率性のある農事業の自動化、省力化のデジタルコラボなど、アナログデジタルを問わず、鹿児島に笑いを作りたいと思う方たちと繋がりたいと語る強矢氏。エンターテイメント性の強い強矢氏のプレゼンに、SNSでの発信はどうか?とさっそく意見が上がり、盛り上がりを見せるプレゼンとなりました。
鹿児島に住みながら最先端のIT業務を!地方LABOプロジェクト
そして登壇していただいたのは、株式会社ROITの中川氏。株式会社ROITは、「お客様のIT投資対効果の最大化」をテーマに掲げ、企業がIT投資から得られる価値を最大限に引き出し、お客様の成功を支援するため、主にMicrosoftのクラウド製品のシステム受託業務を行っている企業です。ご紹介いただいたのは、「地方LABOプロジェクト」。地方拠点に地方LABOを解説して、人材確保と地方創生を目的としたプロジェクトです。地方にいながらROITで働くことができ、優秀な地方人材の雇用と地方経済活性化を促進する狙いがあります。
今回求められている出会いは、大きく分けて2つ。案件増加のため、業務に対応できるエンジニアとプロジェクトマネージャーの人材。さらに、鹿児島におけるシステム案件の営業人材・パートナー。Microsoftに特化した企業ということで、専門的なワード飛び交い、参加したエンジニア陣は興味津々。エンジニア陣の質問に滞りなく答える中川氏もなんと未経験からのスタートだったそうです。今回の募集人材も未経験でも可とのこと。中川氏は、「未経験からスタートし、現在ここまで成長することができた。興味のある方はぜひ地方LABOプロジェクトに参加してほしい。」と語ります。さらに、鹿児島では1人でエンジニアとして活動しているという中川氏に、「mark MEIZANで開催しているエンジニア交流イベントに参加することで新たな出会いがあるのではないか?」という意見も上がりました。次から次へとマッチングの意見が飛び交う会場に、皆さんが本日のビジネスマッチングに期待していたことが伺えます。
ネットワークはDXの血液 ICTのサブスクリプションサービス 目指すは九州進出!
続いて登壇されたのは、株式会社コムネットシステムの川越氏。安心・安全・快適なICTをお客様のビジネスに正しく実装するマネージドサービスプロバイダである株式会社コムネットシステム。オフィス環境のコンサルティングからネットワークの設計・構築・運用、ICT機器の導入・設置・運用までネットワークをはじめとするビジネスインフラをワンストップで提供しています。独自サービスとして、ICTのあれこれをまるっとお任せできるサブスクリプションとして「MALUTO」を提供されています。MALUTOは、現在大阪と東京のみでのサービス展開となっており、九州でのサービス展開を目指し今回登壇していだきました。
今回募集されているのは、ネットワークインテグレーション(企業が必要とするネットワークの設定・運用・保守を行う)企業と、インフラ、セキュリティが得意な技術者。「ネットワークは身体に例えると、血管や血液です。DXを進めるにあたり、高速なネットワークや強固なセキュリティは不可欠。ネットワーク機器やライセンス、運用を月額サブスクリプションサービスで提供するのがMALUTOというサービス。このサービスを九州にも広めたく、ネットワークに強い会社様を探している。」と語ってくださいました。ICTの総合的なサポートを手軽なサブスクリプションで受けられる「MALUTO」が九州に進出することで、さらなる進化を遂げる企業に期待ができそうです。
XRの力で鹿児島からインパクトを生み出す 領域を飛び越えXR活用事例を増やす!
最後に登壇していただいたのは、XR Meetup Kagoshimaの映像・XRディレクター鮫島氏。XRとは、現実空間と仮想空間を融合させる技術であるVRやARなどの総称のこと。鮫島氏は、XR領域の技術を活用した企画・開発制作・運用などを行っており、鹿児島県におけるXR活用事例を増やしていくために、関心のある企業・自治体・教育機関との連携を加速させたいと語ります。「鹿児島からインパクトを生み出していきたい」と強く語る鮫島氏。
XRの分野は現在大きな発展を遂げており、技術の発展と共に市場も拡大しているそうです。XR Meetup Kagoshimaでは、XR人材による未来づくりをテーマに、体験交流イベントや勉強会を開催しており、企業や教育機関と連携及び事例づくりに注力しています。XR技術に触れる機会を学生に提供したり、教育をテーマにしたゲームの制作を行っているそうです。XRの導入事例を多く見せてくださり、地方創生の例として、新潟のDX課をあげ、鹿児島でも地域とXRの融合に踏み出し、活用を進めていきたいと語ります。
「XRの分野は、導入や利用にたどり着くまで高額な費用がかかるイメージがあるが、安価になってきているのか?」の問いに対し、「(本格的な導入において)安価になってきているとは言い難いが、ノウハウが蓄積されてきている。まだ投資フェーズではあるが、ビジネスに転換できる例も多い。エンタメシーンを筆頭にクリエイターやエンジニアなど作り手側の物凄い熱量が高まってきている。」と現状を語ってくださいました。鮫島氏は、「領域を飛び越え、「XR×○○○」というコラボレーションであらゆる現場の課題解決をしていきたい。鹿児島からたくさんの事例を生み出していきたい。」と語ります。最新技術が好きな方、XRを学ぶ仲間が欲しい方は、XR Meetup KagoshimaのSNSへ連絡してみてはいかがでしょうか。
ビジネスマッチングで 企業も、鹿児島も、急成長!
各社の発表終了後、名刺交換を行う姿があちこちでみられ、オーディエンスと登壇者の間で活発に交流がありました。今回のビジネスマッチング大会は、マークメイザンをご利用の皆様に、「どういったイベントを期待していますか?」とヒアリングし、「お互いを知り合うような機会が欲しい」とのリクエストを多数いただき、開催することとなりました。互いの現状や課題、希望を知ることで大きな刺激を受けた参加者も多かったのではないでしょうか。
本日のビジネスマッチングが礎となり、新たな製品やサービスが鹿児島で誕生することを期待しています!
mark MEIZANでは、様々なイベントを開催しています!
また、クリエイター・エンジニア・起業家の各スペシャリストが在籍しており、ビジネスマッチングを含めた様々なご相談にお答えします。ご相談はこちらまで【https://mark-meizan.io/advisor】
ぜひ、マークメイザンまでお越しください!