マークメイザンキャリアセミナーVol.3 鹿児島で起業したスタートアップ社長の話を聞く会
鹿児島でスタートアップを起業した社長さんがどんな人物なのか、起業に至るまでにどのような経験をしてきたのか、なぜ鹿児島で起業したのか…気になりませんか?
起業経験のある人物の話を聞くことで、起業に悩む方や学生さんのこれからの活動のヒントを得られるかもしれない、そんな想いで2026年1月21日、マークメイザンキャリアセミナーシリーズの第3弾として、「鹿児島で起業したスタートアップ社長の話を聞く会」を開催しました。
ご登壇いただいたのはmark MEIZANにご入居のBuddycare株式会社 代表取締役CEO 原田 和寿氏。
公務員や会社員、自営業の方やクリエイターの皆様にご参加いただき、幅広い職種の方々の興味関心を集めているのが分かります。

起業してみてどうだった?
この問いについて、「起業から5年しか経っていないので、まだ結論は出ていない」と念を押しながらも「今のところ、起業してめちゃくちゃ良かった!」と話します。
起業して主に大きく変わったことを「働き方」と「想いの実現」だと語ります。
自身のキャリアの大部分が巨大組織の大手総合商社で、多くの経験をさせてもらったと感謝する一方で、仕事の9割ぐらいが社内向けの仕事で本当にやるべき仕事が1割ぐらいしかできなかった、と会社員時代の15年間はどこか自身のキャリアにモヤモヤした部分もあったそう。起業したことで、働き方の面で自由度と裁量が高まったり、 やるべきことに集中できる環境になった、と原田代表。
また、想いの実現に関しても自身の事業に対する想いのためにすべてを注ぎ込めるようになり、会社員時代よりさらに充実感を得られるようになったと語ります。
原田代表自身は起業によって、会社員時代のなんとなくモヤモヤした部分を解消出来たと言います。
ただ、起業自体が良かったかというとそういうわけではないそう。「働き方」と「想いの実現」の部分は、人によっては組織を選べば、理想の働き方を実現できるのではないかとも話します。

愛犬との出会いで生まれた起業への情熱
原田代表が自身のキャリアをスタートしたのが大学院卒業後の25歳の時。
そこから起業に至るまでの15年間、実は「起業」という道を考えたことはなかったそう。
一方で、「経営や事業開発で社会貢献をしたい」という想いはあり、経験とスキルだけは着実に積み上げ続けてきたものの、人生をかけてやりたいと思えるテーマがなかったと話します。
そんな中、起業という選択に行きついたのは、「愛犬との出会いがあったからこそ」と語ります。

愛犬との生活を通して、犬と人間という種族を超えた家族という絆が生まれます。もっと愛犬と一緒にいたい、という想いが強まり、愛犬(相棒)が健康にもっと長く生きられるように犬の予防医療を確立させたいという人生をかけて取り組みたいテーマが決まったと、にこやかに語る原田代表。
Buddycareで実現したいこと
「愛犬の寿命を10年延ばす」ことを目指し、日々奮闘するBuddycare株式会社。
これを実現する為だけに起業した会社だと原田代表は力強く語ります。

数あるクレドの中で最優先に掲げているのが、″全ての判断は「愛犬のために」”というクレド。日常の業務の中でも中心にあるクレドであるそう。
愛犬のため…という「想い」を一番に大切にしているので、絶対にこのクレドやミッションから外れることのない組織で在り続けたいと話します。
想いを実現する事業
犬も人間と同じように生活習慣病で亡くなるケースが8割。
そして愛犬の適切な健康管理が分からず、愛犬の死後、健康管理について後悔しているご家族が70%にものぼるそうです。
適切な健康管理を見出すには、予防医療の確立がマスト。
そのためには予防のための生活習慣領域のデータの蓄積とそれに基づいた行動変容が必須と原田代表は語ります。
愛犬のデータを蓄積するために、単にご家族にデータ収集の協力を依頼するのではなかなか集まるものではない…そこで、健康管理のソリューションを提供し、使っていただくことでデータを蓄積していくというビジネスモデルに行きつきました。

ソリューションの一つとして始めたのが、フレッシュフードのD2C事業”Buddy FOOD”。
これによって、愛犬たちの体調や食事、症状に関するデータが蓄積されてきていると言います。
その他の健康管理のソリューションに関する事業を立ち上げれば、フード事業とは別の領域のデータが蓄積されるということで、フード以外にもサプリなどの事業も展開していっているそう。
イベントに参加したからこそ聞ける、開発中のサービスのお話など事業に関する貴重な情報を惜しみなく語ってくださいました。

参加者からの質問タイム
原田代表のお話の後、たくさんの質問が寄せられました。どの質問にも全て真剣に回答してくださる原田代表。
特に、ファシリテーターからも挙げられた「犬だけでなく、例えば猫にまで広げたらもっと事業が大きくなるのでは?」という問いに対して「Buddycareがご飯の会社、と定義してたら、犬の次にすぐ猫に行くと思うんですけど、愛犬のヘルスケアの改善を軸に動いているので、犬に向けたヘルスケアで他にもまだやらないといけないことがあるので、今は犬に集中しています。」という回答に、今回語っていただいた「想い」の強さを感じます。

他にも「若いときにしていて良かったことは?」「おすすめの本は?」「会社を辞めるまでにどこまで事業プランを考えていましたか?」など、普段聞けないたくさんのご質問に回答してくださり、終始参加者は釘付けで耳を傾けていました。
イベント終了後、原田代表との名刺交換のためにたくさんの参加者が駆け寄りました。
参加者のBuddycareという企業への興味関心が高まったのはもちろん、「仕事へのモチベーションが上がりました。」「起業家のパーソナリティに触れられ、新しい切り口でとても良い企画でした!」などの感想も寄せられ、参加者それぞれのモチベーションが上がったことを感じられるイベントでした。
mark MEIZANでは、今後も皆さまのビジネスや活動のモチベーションを高めるようなイベントを開催してまいります。学びやヒントを得られるセミナーをはじめ、新たな出会いが生まれる交流会、同業種とのつながりを広げる座談会など、様々な形式のイベントを企画しています。イベント情報は、ホームページやSNSで随時発信してまいりますので、ぜひご確認ください。
また、起業や経営に関する個別相談も承っております。クリエイターやエンジニア、経営のスペシャリストが、皆さまの挑戦を支援いたします。具体的な事業計画をお持ちの方はもちろん、「起業に興味はあるが何から始めればよいか」といった構想・準備段階のご相談でも構いません。ぜひお気軽にmark MEIZANをご活用ください!
原田代表の起業に関するお話は、mark MEIZAN公式HPのインタビュー記事やInstagramでもまとめておりますので、ご興味のある方はぜひ御覧ください!
Buddycare株式会社インタビュー記事
【HP】https://mark-meizan.io/company/voice/buddycare/
【Instagram】https://www.instagram.com/p/DQ8gVyHEg_w/?img_index=1